前回ニ引き続きUVマッピングの解説でもしていきます。
今回はメタセコイア備え付けのUV機能を用いてマッピングしてみます。
お題はこちら
ボンネットのような何かですw
前回の方法でもUV展開できますが、複雑な形状になればなるほど各所にゆがみが発生します。ボンネットは特に印象的なグラフィックが入っている車が多く
※画像をお借りしました。問題がある場合は削除いたします。
このように複雑なグラフィックをテクスチャで再現しようと思うと、ゆがみは最小限に抑えたいところです。
今回はそんな場合に役立つ?基本中の基本のUV展開をご紹介・・・
ひとまず材質設定ですね、今回の場合は矢印の部分は本来穴の開いた部分ですのでボディ本体とは別の材質にしておきましょう。その材質のテクスチャを1×1で作ってそのなかにUVを行えばいいかと思います。
材質を割り当て終えた状態。なんだかハチャメチャですねぇ~
四面表示に(右上のピンク色のボタンで)戻しておいたほうが作業しやすいでしょう。UV操作パネルの赤で囲った部分を押してみましょう。四角い変なのが出てきましたね?
右下の画面を見るとわかりやすいかな?ボンネットと平行になるよう回転させていきます
大体平行になったら、Fitを押します、するとぴったりに大きさが合います。左上の画面が分かりやすいかな?
大きさも合わせたらApplyをおします。するとUVがまともに!?
後はですね、位置を調整したり歪みが無いように大きさを調整すれば終了です。
ミラーを固定した後【
前回】紹介したアジの開きを使ってUVを展開すればUVマッピングは終了です。
位置が気に入らなかったので再調整しましたが、完成ですw見事な大都会を張ることが出来ましたね。
この方法でUVを行うメリットは、テクスチャを作成する際にロゴの位置を合わせたり歪みを気にする必要が無いという点ではないでしょうか?非常に簡単にUVが行えるのも魅力
反面、画像を見れば分かると思いますが。段差の側面部分の面はものすごい歪んでいます。車種や箇所によってはその部分にロゴを張ったり、テクスチャで影を書きたい場合があると思いますが、それが出来なくなるのがデメリットでしょう。
しかし、側面部分を切り取っておいて他の部分にUVを展開すればそんな憂鬱も吹き飛ぶことでしょうw UVのスペースが大きく取れる場合は迷わず分割してUVマッピングを行えばいいのでデメリットも無いといっていいかなw
そんなこんなで、今回はここまで!次回はアレの使い方を解説します。
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